理事長所信
公益社団法人 裾野青年会議所
理事長 月井 大輔
【はじめに】
未曾有の大惨事となった東日本大震災。日本はおろか、全世界に衝撃をあたえました。
私たちが前を向いて今出来る事を考え、これからも継続的な支援が必要です。復興に向けて直接的な支援だけでなく、身近で出来る事から始める事が大切だと思います。
青年会議所の活動を通して、地域のリーダーとして今何ができ、私たちに何を求められているのかを真剣に考え行動しなければなりません。地域社会に貢献し未来の子供たちに夢ある社会を残すため、自分に出来る事を日々考え行動する1年にします。
【会員拡大 ~同志を増やす~】
同志を増やすために、まずは自分自身が魅力的な人間になることだと考えます。私は2008年6月に青年会議所に入会し、今年で4年目となります。入会を誘っていただいた先輩からの「40歳までの限られた時間の中で、沢山の仲間を作ってみないか。」と言う言葉が入会のきっかけになりました。入会後は様々な活動の中で、大きな壁を多くの同志と共に一緒に乗り越えてきました。苦しかったからこそ、大変だったからこそ、そこに感動があり感謝がありました。苦しい事から逃げないで立ち向かう事を同志から学びました。今では全てが良い経験となり、私の人生に刻まれています。
この経験を共有したいと声をかけても入会に至らず、断る理由は沢山聞きます。入会してもその大変さに後悔した人もいるかもしれません。しかし、様々な角度から物事をみてください。また、同志の意見に耳を傾けてみてください。きっと違ったとらえ方が見えてくると思います。
今回の東日本大震災により、多くのものを失った人たちがいます。実際の現地の様子は想像を絶するもので、被災された方々の悲しみ苦しみは計り知れないものです。しかし、今回のような辛い出来事でも前を向き行動することにより何か新しい事に気づき、そこから多くのものをこれから得る事が出来ると私は信じています。人は自分の為でなく、誰かの為に動く事で大きな力を発揮できると思います。戦後の荒廃したまちを目の前にして「新日本の再建は我々青年の仕事である。」と先輩方が青年会議所活動に灯をともした時のように、多くの同志を集め、「明るい豊かな社会の実現」のために自分に出来る事をやる。そんな力が必要なのです。
家族、会社、友達へと私たちの活動を多くの人に理解していただくために、伝え、語り、同志を募っていきたいと思います。
【夢の実現のために ~富士山駅伝~】
(社)裾野青年会議所40周年記念式典において構想富士山の実現に向けて、「一生住みたいと思える地域へ」「すべての大人が教育を意識する地域へ」「自然と人の共生が息づく地域へ」「観光・産業で幸せを享受できる地域へ」の四本柱を発表させて頂きました。その柱すべてを充たす事業として「富士山駅伝大会」の夢を発表しました。この地域には広大な土地、豊かな地下水、そして富士山をはじめとする素晴らしい景観があります。この環境を活かし「富士山駅伝大会」を行う事により、富士山周辺地域が活性化されると考えます。市、町、県を超えた事業で道のりは険しいですが、「明るい豊かな社会の実現」に向け未来を見据えて行きたいと思います。
昨年はJC富士山会議参加青年会議所の協力で試走を行い、夢の実現のためにメンバー全員で取り組んでおります。行政、警察、陸上競技会、体育協会、議会、協賛団体等の協力なくしては実現しない事業です。美しい富士山の麓に生まれ、育ってきた地域のために私たちが出来る事として、今年度はこの事業の準備を行い、子供たちに夢ある未来を創造出来る地域にしたいと思います。各方面からの協力を得るための準備期間として、富士山の世界文化遺産登録の年にあわせて行うことを目標に、一歩一歩前に進んで行きたいと思います。
【未来へ ~青少年育成事業~】
私には離婚歴があり子供は2人とも母親の下に居り、岩手県で東日本大震災の影響を受けました。幸い内陸だったため津波の影響、怪我もなく無事でした。しかし、安否が確認できるまでの時間は言葉にできない不安といたたまれない思いでいっぱいでした。親の都合で離ればなれになってしまった子供達にはとてもつらい思いをさせていて、偉そうな事を言えませんが、この私の経験が沢山の気づきを与えてくれたのも事実です。時代のテンポが速くても、人間の本質は絶対に変わりません。流れに身を任して進んで行くのではなく、自分自身の信念を持って、変わらないために変わって行く事が大事だと思います。今の私達は子供たちに何を残せるのか。「明るい豊かな社会の実現」のために住みよい地域にするために、地域団体、近隣市町村との繋がりを大切にして、次世代を担う子供たちの「生きる力」「この地域で生きる喜び」を、そして親と子の絆を大切にし、また家族の大切さを実感するため、「OMOIYARI」の精神を持つ取り組みを青年会議所から発信します。私達自身が未来に夢を持って子供たちに伝えていくことが大切です。
地域の未来を担う子供たちに夢や希望を持たせるための事業として「富士山登山」を行います。私が青年会議所に入会して最初に参加した事業が「富士山魂2008~OMOIYARI~」で富士山に子供たちと登り、とても感動したのを今でも鮮明に覚えています。無限の可能性がある子供たちに夢ある未来を創造できる地域にするため、子供たちの笑顔あふれる事業にします。
【最後に】
41年の歴史ある裾野青年会議所は昨年末に公益社団法人の認定を受け、公益社団法人裾野青年会議所となりました。今までの先輩方が築き上げた歴史と伝統を受継ぎ、変わらないために変わる第一歩を踏み出したのです。これからも「明るい豊かな社会の実現」に向け、地域に必要とされる公益性の高い事業を展開し、様々な事業が広域地域、そして裾野青年会議所まちづくり運動の新たなる礎を創るものとなるよう活動してまいります。
このような節目に理事長という名誉な機会を頂き誠にありがとうございます。入会した当初の勢いを忘れずに邁進して行きます。一度しかない人生ですから、出来ない理由を考えるのではなく、出来るために何をすればいいのかを考え行動して行きます。常に感謝の気持ちを忘れずに、メンバー全員にとっても忘れられない2012年になるように、自分に出来る事を一所懸命に行っていきます。出会いに感謝し、ありがとうの気持で頑張って行きます。そして新たな一歩に相応しくなるような1年にすべく、精進していきます。
他の誰でもない自分自身のために
愛する、家族のために
同志のために
2012年度 公益社団法人 裾野青年会議所スローガン
「すべての出来事に感謝し、見つめよう未来を!」
2012年度基本方針・基本運営方針
[2012年度基本方針]
1.LOM活動の活性化
2.まちづくり事業運営と新たなネットワークづくり
3.富士山駅伝の準備
[2012年度基本運営方針]
1-1.会員拡大
-2.活発な委員会運営
-3.建設的な会議の運営
-4.会員の資質が向上する例会の運営
2-1.第16回 富士山国際雪合戦大会の実施
-2.他団体との共同事業の実施
-3.友好JC合同事業の実施
3-1.富士山駅伝大会実施に向けた調査準備
-2.環富士山及び箱根地域活性化事業の調査研究